読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

ソーラー道路の開発の話

natgeo.nikkeibp.co.jp

現在、各国でソーラー道路(ソーラーパネルを敷いた道路)への関心が高まっている。オランダでは今後5年で1000kmに敷設する計画、アメリカでもSolar Roadways社が資金を調達している。同社のパネルは、摩擦と耐久性は問題なく、融雪ヒーターや標識ようLEDを内蔵できる。

 

Solar Roadways社の見積もりでは、例えば米国では、全ての車歩道をソーラー道路にすると、国内使用量の3倍の発電量を確保できる。この技術で環境保全を進められるほか、応用すれば走行中の車両を充電できるという。

 

問題はある。粉塵による効率低下、磨耗、太陽への非追従による低効率化など、コスト面に影響がある。しかし、ほとんどの問題は克服でき、新設する道路にはうまくいくとIDTechEx社の会長は言う。

 

現在、オランダでは70mで3世帯分の発電量を実証し、Solar Roadways社でも高効率や設置の容易性など、開発が進んでいる。アメリカ運輸省は、駐車場などの狭い範囲では有効活用できると予想している。

 

私の思った問題点は、交通事故などの火災による影響と、反射による近隣への温度公害の2つ。

 

まず、交通事故などによる火災及び破損が生じた場合、電気装置がそばにあることは消火水による漏電の危険性が高いと言える。また、事故が起こるたびに修繕を行うというのは、あまり現実的ではない。

 

つぎに反射による問題。あるメガソーラー発電施設では、太陽光の反射によって近隣の住居の温度が上昇、熱中症になる被害も出ている。そう言った問題がある限り、都市における大規模な設置は難しそうだ。

 

ふと、塗料化はできないのだろうかと思った。が、既に関連技術があった。

日本発!新型太陽光電池「ペロブスカイト」が世界で話題に | FUTURUS(フトゥールス)

日本の技術の高さは目を見張るものがあるというが、日本人はプレゼンテーションが苦手のようで、あまり評価を受けている例は少ない。もしかしたら英語力が低いことと何か関連があるのでは?

素数の法則に関する研究の話

pc.watch.impress.co.jp

これまで、素数の列はランダムに現れると思われていた。しかしながら、Natureに掲載された論文によれば、ある素数と次の素数は、最下桁が異なる傾向にあることがわかった。

 

調査した10億個の素数について、例えばある素数の最下桁が1の場合、次の素数の最下桁が1になる確率は18%であった。完全にランダムであれば、25%になるはずである。

 

素数は暗号化の技術に使用されているが、この発見が暗号解読に影響を及ぼす可能性は小さいという。

 

素数の問題は本当に昔から考えられていたにも関わらず、このように新しい発見が出てくるのは本当に興味深い。

 

素数とは、"1と自身以外では割り切れない数"のこと。紀元前から研究がなされているが、関連する研究は未解決のものが多く、今でも証明が発表されている。特に"リーマン予想"は、証明すると100万$が与えられるミレニアム問題とされている。

 

現在、素数を列挙するための方法は存在しない。そのため、銀行などのセキュリティは素数が活用されている。仮に素数を無限に見つけられる法則が見つかれば、現在のセキュリティ技術は効力を失う恐れがある。

 

今回の発表はそう言った恐れはないというが、遠い将来に解明される日が来るのだろうか。理系の人間としては興味深いが、現代社会に生きる者として、研究の進歩に一握の不安があることは否めない。

コーヒーの苦みを減らしたい話

私はよくコーヒーを自分で淹れているが、先日我が家のペーパーフィルターのメーカーを変えたため、今までより苦く出てしまうようになった。

 

そこで、コーヒーの苦味を抑えるためにできることを考えてみた。 

 

1.挽き方を変える

コーヒーは細かく引くほど苦味が多く出る。そのため、苦味を抑えるためには多少粗挽きにするといいような気がする。

だからといって、コーヒーミルの設定を変えるのは、またフィルターが戻したときに調整する必要があるから、この方法は二の次。

 

2.豆を変える

コーヒー豆は品種や産地が変われば味が大きく変化する。そのため、自分の好みのコーヒーを飲むためには、様々なコーヒーを試飲する必要がある。

これもまた、現在の自分の状況には合わない。

 

3.淹れ方を変える。

やはりここにたどり着く。コーヒーの抽出時間が長いと、コーヒーの苦味が増える。また、お湯の温度が少しでも変われば、味に影響が出る。ではどうするか。

 

3-a. お湯の温度を下げる

コーヒーの苦味成分を抽出するためには、熱いお湯が必要。逆に言えば、少し冷ませば苦味成分の抽出は少なくできる。

 

3-b. 蒸らし時間を減らす

コーヒーの味を決める要素の一つ「蒸らし」。その時間を短くすることによって、苦味を抑えることができる。

ちなみに、蒸らすことによって豆の炭酸ガスが抜け、そこをお湯が通ることでコーヒーが抽出されるらしい。

 

終わりに

今回、ペーパーフィルタを変えたために味が変わったが、ペーパーフィルタの最大の変化は「お湯の通りやすさ」である。

 

以前と比べて、ツヤのあるフィルタになった。即ち、フィルタのキメが細かくなったか、妙な加工がされているか。おそらく前者。

 

コーヒーの淹れ方は調べれば、ある程度の定型ができている。しかし、ペーパーフィルタについて記述がないのは、そもそも懸案事項ではないからなのか。そんなフィルタを買うのが悪いのか。

 

ともあれ、そんな工夫をして、明日から入れてみる。

最近、理系のニュースに惹かれない話

いままで、理系の人が「ふ〜ん」と思いそうなニュースをよくピックアップしてきたが、最近そういったニュースに惹かれない。

つまりはブログのネタがないということなのだが。

 

何度か書いているように、このブログは一定の読者に向けて書いているので、「私がどのようなニュースを見ているか」を書くことができればいいのだが、いかんせん興味を引くニュースが少ない。

 

もしかしたら自分の興味の分野が変わってきたのかもしれないとも思う。例えば、2016年3月24日現在のとあるサイトの記事は、新しい順に

  • 世界最高レベルのQ値を有する光ナノ共振器の大量作製に成功 従来の100万倍のスピードで作製
  • 人工知能が小説執筆 文学賞で選考通過
  • 新型農薬、トンボ減らす? 実験水田で確認
  • UFO極秘資料開示待ったなし?ヒラリー・クリントンがUFO関連の情報を公開しようとする理由
  • 脳で鳴ってるの?キーンの「耳鳴り」の原因と予防方法4つ

となっている。

今までだったら「人口知能」や「農薬」というキーワードに惹かれていたはずだが、最近はその傾向が薄い。

 

ということは、私の好みが変わってきたと言ってもいいかもしれない。

 

もうひとつ言えることがある。最近、ネットで記事を読むことが辛い。ブログにニュースを掲載する場合は、自分なりの要約と感想などを付け加えることにしているのだけど。そう言った文章を考えることが大変。

 

最近、自分のことを書いている記事が多いのもこれらの影響と思われる。今の自分が何に興味を持っているのか、今一度確認してみる必要がありそうだ。

"シリコンバレー式 自分を変える最強の食事"の話

 以前、件の本を少しだけ読む機会に恵まれたので、少しだけ気になったことを書こうかと思う。と言っても半分程度さらっと流し読みしただけなので、内容に間違いがあったら指摘していただきたい。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

 

どういう人のための食事なのか

本の筆者はIT企業で働く男性で、仕事ではかなり頭を使うことも多いであろうと感じ取れる。

この本を読んだ人たちは、いったいどのような職業の人が多いのだろう。

事務系、技術系、サービス業、専業主婦、学生、(恐らく無職も)など、長時間PCの前にいる人もいれば、体を動かす時間が長い人もいるだろう。

 

そういった違いがある中で、全く同じ食事を摂ることはあまり推奨できない。

 

また、年齢も恐らく20~50代の人が手に取っていると思うのだが、例えば成長期でこのような食事を摂ることには、やはり少し疑問を持つ。

 

たとえ家に引きこもっている人でさえ、頭の回転が速くなることは喜ばしいことだろう。しかし、この本がたった1人の男性の経験から書かれていることを留意する必要がある。

 

生殖機能など

この本の中で触れられていないことの一つに思い至った。それは生殖能力についてである。

 

生物の一つの目標として、子孫繁栄がある。社会の発達した人類は、場合によってはそうでない人もいるが、人間もその例に漏れないといってもいいだろう。最近ではそちらにスポットが当てられ、「妊活」なんて言葉もあるくらいだ。

 

子孫を残すには良好な精子卵子を生み出すことが必要である。ここでいう「良好」というのは、精子であれば運動能力の高さといった、質の高さを指す。決して「障害を持たない」といった意味ではないことを書き留めておきたい。

 

本には、「食事を工夫することでいかに健康になるか」が書かれている。この「健康」という部分だが、「いかにして自分のパフォ-マンスを上げるか」に重点が置かれている。もちろん仕事をバリバリこなして、キャリアを積んでいきたい人ならいいのだろう。しかし、将来は結婚をして子供を作って円満な家庭を築きたい、という人は少し考えた方がいいのかもしれない。

 

美容について

筆者が男性だからということもあるが、女性が気にしがちな美容の要素は一切含まれていない。というよりも、あまり女性のために書かれていないように感じる。

 

上記の生殖能力の項でも述べたが、「いかにパフォーマンスを上げるか」というところに重点を置いていることもあり、きれいな体を作ることは触れていない。

 

女性向けの記事を見ると、髪のため、肌のため、バストのためなど、様々な食事(食材)について記述されている。そういったものがこの本には見受けられない。

 

長期的な影響について

 私が最も気にしているのはこちらの長期的な影響である。成長期の食事が20代の自分に影響を及ぼすか。きっと少なからず影響はあるだろう。

その先はどうか。20代で摂った食事が、中年期の心臓の健康状態に影響を及ぼすという研究結果が出ている。

 

筆者がどのようなタイミングでこの食事法に行き着いたのかは不明だが、短期的な影響と長期的な影響がきっとあるはずだ。

 

筆者は現在もポッドキャストを配信しているところから、健康に過ごしていることは想像に難くないが、こうした食事が身体の構成にどのような影響を及ぼしているかは大変興味を引くところだ。

 

個人差について

 多くの論文を引用しているが、その論文のデータにどの程度の分散があるのだろうか。つまり、「70%の割合で〇〇という結果が得られました」であれば、残りの30%にはこの本からの引用は間違っていることになる。

 

全ての論文を確認することはできないが、個人的には生化学的な論文については信用性があるものと思っている。なぜばらそれは化学反応であって、初期条件が揃えばほぼ同じ結果が得られる。

 

しかし、人体を対象にした研究であれば、その誤差は個人差によって大きくなるのではないか。つまり、「この本の内容は個人差があること」を理解する必要がある。

 

前述の通り、1人の経験によるデータであることを留意して、実施する上では自分に本当にあっているのかを吟味する必要がある。

 

結言

私個人としては、食事に対するアプローチとして生化学的な方法で考えていくことに新鮮さを感じた。幾つかの内容については実際に行ってみたいとも思っている。

 

しかしながら、自分がどのような点を重視していくのかを確認してから実施する必要があるだろう。訳者あとがきにも次にように書かれている。

 

『自らの気分や体調の、良い変化や悪い変化を観察していくことで、自分にとっての「最強の食事」を見つけて欲しい。』

 

結局のところこの本が伝えたいことは、ダイエットの方法ではなく、ダイエットの考え方の一つなのだ。様々なダイエット方法を試して、その都度自分の状態を見つつ、体調が悪くなったり悪影響が現れれば中止する。それを繰り返す。

 

そう考えると、この食事法を実施している間、自分の体調や身体データ、血液検査などを行うことが、この本を最も遵守していると言える。

 

もしこのブログを見ている人で”最強の食事”を試している人がいれば、本当に自分の目的に沿っているのか、悪影響は本当に出ていないのか、体脂肪程度でいいので観察しながら実施してもらいたい。

 

余談だが、この記事を書くきっかけになったのは次の記事だった。記事内の注意点の項目については私は深く賛同する。

macrobiotic-daisuki.jp

自分のため?という話

locari.jp

今の私は、少し恋人に影響を受けすぎているのではないかと考えた。

バイクのこと、スキンケアのこと、食事のこと。

 

私は本当にそれらのことは自分のために実施しているのだろうか。

恋人を受け入れることと、恋人の生活を取り入れることは別問題。わかってるつもり。

 

当然、恋人との将来のことを考えて、貯金の話、ライフスタイルの話など、理解を深めること、話し合うこと、考えていくことも大事。

 

それでも、もう少し自分本位で動いてみてもいいかもしれない。

そう思った、大学院修了の夜。

レーダー波を抑える素材の話

www.itmedia.co.jp

アイオワ州立大学で、レーダーに見えにくくなる素材が開発された。シリコンと合金で構成され、特殊構造により共振器として働くことでレーダーを抑え、さらに伸縮性があるという。

 

試験の結果、8GHzから10GHzのレーダー波を75%抑えることに成功した。既存のステルス技術とは異なる手法であり、ステルス機への適応も見込め、さらに改良することで赤外線や可視光も抑制することが可能だという。

 

この技術を使用した場合、レーダーにはどのように映るのだろうか。背景が空であれば、全体的に反射波がない状態、つまりレーダーには何も映らないだろう。

 

しかし、海上や陸上ならどうだろう。幾らかの背景からの反射がある中、その部分だけ反射がないのは、少し違和感がありそうに感じるのだが。

 

もう少し進歩すれば、レーダー波をキャッチして偽の反射波を返すとかできそう。