ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

パリ同時多発テロとFacebookプロフィール写真について

先日起きたパリでの同時多発テロは、世界を震撼させる事件であった。世界有数の観光地であり、日本人も年間60万人以上が渡航しているという大都市パリでさえ、120人以上の死者を出す事件が起きるという。

 

そんな中、ふとFacebookを見ると、何人かの知人がプロフィール画像を更新していた。誰もが自分のオリジナルの写真の上に、フランス国旗のトリコロールや、ピースマークを淡く重ねている。どういった意味なのか調べて見ると、テロの犠牲者追悼や平和祈願の意味があるらしい。

f:id:BruitBlanc:20151117002424p:plainf:id:BruitBlanc:20151117002605g:plain

 

確かに痛ましい事件である。しかしながら、こうしてFacebookのプロフィール写真を変えることで、本当に哀悼の意を伝えることができるのだろうか。

少なくとも、MarkZuckerberg氏の笑顔が映る写真から伝わってくることはないだろう。

 

毎年、3月11日の東日本大震災が発生した時間、Twitterでは「黙祷」というツイートで溢れるという。彼らは何を目的にツイートしているのだろうか。私には、東日本大震災を言い訳にツイートしているようにしか見えない。今回も、それに似た空気を感じる。

 

もしかしたら、本当に哀悼の意を示しているのかもしれない。しかし、クリック数回で哀悼の意を示すなんて、あまりにも軽すぎなくはないか。もし私なら、その程度で示される哀悼なんていらない。

 

東日本大震災で味わったが、自分の言ったことがある地域でこういった事件が起こると、本当に悲しい気持ちになる。年間60万人も言っているのだから、身の回りには今回の事件で心を痛めた人がいるかもしれない。Facebookをクリックするより、彼らに優しい言葉をかけることの方が、よっぽど世界平和に貢献していると思う。