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本の話-"ぼくは明日、昨日のきみとデートする"

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

 

 先日、珍しく読み始めてから一気に読んだ本。

 

"デート"の言葉通り、恋愛小説である。ただし、"明日"と"昨日"の時間を表す言葉から、時間的なズレのようなものがあると思って読んだ。結論からすると、その予想は当たっているが外れていた。

 

ファンタジーの中で、時間のズレは度々生じる。そのズレは大抵の場合どうしようもなくて、主人公たちは大いに悩まされることになる。抗いたいのに抗えない、そんな切なさが現れる。

 

私はかなり感情移入をする方で、以前別の本を読んだ際にあまりにも辛すぎて嘔吐したことがある(2度目以降は慣れる)。この本を読んでいると、やっぱり切なくて辛い気持ちになってくる。

 

そんなわけで、すぐに読み返したいのだが、精神的に辛い部分があるので少し間を開けようかと思う。でも良い物語なので、近いうち、1ヶ月後くらいには読み返したい。