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ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

中国での食用クローン牛飼育場について

www.news-postseven.com

 

中国のバイオテクノロジー会社が韓国の研究所と共同で、約20億円を投じて世界最大の動物クローン飼育場を建設するという。生産数は年間100万頭としている。

クローン牛を使用すれば、美味しい肉牛を人工的に生産できるほか、食糧問題の解消にもつながるという。

しかしながら、安全性などの観点から、専門家からは批判の声が相次いでいる。

 

 

クローンの特徴として、オリジナルと比べて寿命が短いというものがある。過去には『ルパン三世 ルパンVS複製人間』でもそのような描写がなされていた。そういった遺伝子的な問題が、食物として摂取することでどのような影響があるのか、わからないというのが現状だろうか。

 

クローン牛の気持ちになって考えると、一つ疑問が湧く。牛にとってみれば、目の前に自分と同じ個体が何頭も存在しているのは、どのように映るのだろう。

 

人間の双子の場合を考える。過去に生後6ヶ月で別々に暮らした一卵性双生児がいた。ドイツで生まれた彼らは第二次世界大戦で生き別れた後、47年ぶりに再会した時、全く同じ顔であったという。厳密にはクローンと双子は異なるが、似たような現象が起こると考えられる。

 

クローン牛にとってみれば、兄弟はいなかったも同然。にもかかわらず、同じ顔が並んでいる。これ以上に奇妙なことは中々見当たらない。

 

過去の動物番組で、動物に鏡を見せたらどうなるか、実験していたことを思い出した。その実験では奇妙な動きを見せた動物もいたが、この飼育施設でも同じ、またはそれ以上の行動が見られるのだろうか。

 

仮に食用に成功したとしても、そういったことがストレスになれば、味にも変化が現れるかもしれない。

そう考えると、まだまだ人類には早すぎる技術であると感じてしまう。