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ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

見つめ合うと脳が同期する話

ニュース 脳科学

相手と行動が一致した時、「周波数が合ってる」といった言い方をよく漫画で見るが、脳科学的にはありえそうな話かもしれない。

www.nips.ac.jp

 

初対面の人と注意共有(見つめ合い)について、1日目は見た目の変化は無いが脳活動の同期状態が観測された。さらに2日目になると、瞬きの同期が確認でき、1日目よりも広い範囲で脳活動の同期が見られた。

つまり、1度注意共有を行った相手には、脳活動や瞬きといった無意識的な行動として痕跡を残していることになる。

 

 

二人の意識が同期しているなんて、中々にロマンティックなセリフだが、サイエンスとしても同期が確認されるなんて、これはこれでロマンが溢れる話だ。

 

脳活動の同期は、コミュニケーションの円滑化につながるかもしれないという。もしかすると、意図的に脳波の同期を作り出すことでコミュニケーションの円滑化につながると言えないだろうか。

 

例えば、精神疾患などでコミュニケーション能力が低下した患者に対して、親族や親しい人との会話を促すための手法として取り入れることは可能ではないか。

また、直接でなくとも音楽などの環境要因によって操作することも可能かもしれない。

 

こういった話へ展開すると、たびたび倫理問題に発展する。このケースでは「本人の話す意思を無視してないか否か」だろう。

”コミュニケーションの円滑化”がどのような作用を表しているのか、そもそも本当に円滑化に繋がるかが不明だが、”コミュニケーションの強制”ではないなら本人の意思は尊重されるだろう。

 

 

ともかく、こういったことが判明すれば臨床面だけでなく、教育や社会にも影響を及ぼすことができそうだと感じる。会議では発言の促進につながるかもしれない。

さすがに脳波同期ガジェットを被って首脳会談していたら、相当にシュールな光景だろうが。