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ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

ブラックホールの撮影に挑戦する話

ニュース 天文・地球

 

www.asahi.com

各地に点在している電波望遠鏡を利用し、天の川の中心にあるブラックホールを撮影しようという試み。

 

この技術は超長基線電波干渉計という。南米のチリにあるALMAもこの技術を使用しており、12m×54台と7m×12台の合計66台の電波望遠鏡を一定のパターンに配置することで、仮想的に16kmの口径(開口合成直径という)の望遠鏡として使用することができる。

 

これを地球規模で行ったらどうなるか、というのがこの「事象の地平線望遠鏡(EHT)」というプロジェクトである。地球の直径は12,742kmだが、測定時間などの問題から水平線付近の天体は観測できない。また、既存の電波望遠鏡を使用するので、それらの配置も影響する。それらを考慮した結果、9,000kmの直径に相当するようだ。

 

このプロジェクトが成功すれば、今までCGでしか見たことのないブラックホールを写真としてみることができるかもしれない(ただしサブミリ波写真)。そう考えると、天文学に興味を示す者としてテンションが上がる。

 

昨年、ALMAはスペイン、アメリカと個別に試験観測を行い成功している。今後は他の望遠鏡とも連携し、2017年に実施する予定だ。

 

早くも来年が楽しみである。