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アレルギーの遺伝の話

先日、大豆イソフラボンの過剰摂取の話をした。その続き。

bruitblanc.hateblo.jp

知り合いに大豆過剰摂取の話をしたら、こんな返事があった

 

「大豆を食べ過ぎるとアレルギーになるよ」

「大豆アレルギーは遺伝しやすいから、気をつけたほうがいいよ」

 

これは聞き捨てならない、と思い早速調べてみた。

 

アレルギーとは

そもそもアレルギーとは免疫反応の一種で、「異物」と認識された食べ物などが体内に入った際に抗体が過剰に反応し、体に対して攻撃をしてしまうことを言う。「異物」と認識されるものは食べ物や金属のほか、つわりも胎児へのアレルギー反応という説がある(諸説あり)。

 

「異物」と認識されてしまう原因としては未だに未解明な部分が多いが、風邪などで免疫が弱くなっている時に、傷口や炎症から侵入したものに対して、「異物」と認定されることがあるらしい。

 

アレルギー症状が現れるかどうかは、「アレルギー因子」を持っているかどうかで決まる。アレルギー因子はスイッチの役割をし、アレルギー因子を持ってない人はアレルギー症状は現れない。

 

食べ過ぎによるアレルギーの発症はあるか

アレルギーの一種である花粉症は、体内で感知した花粉に対して、徐々に抗体ができていくものである。

 

それと同様に、食べ物も過剰に摂取することで徐々に抗体ができ、アレルギー症状を引き起こすことは十分にあり得ると考えられる。

 

生まれつきでない病気を「後天性」というが、成人以降の後天性アレルギーの発症例として、小麦、魚類、甲殻類、果物類があげられる。

データはこちら(PDF)の5ページ目中央<年齢別新規発症例 >より。

 

 

余談だが、統計的に見ると女性の方が後天性アレルギーの発症例が多い。その原因として、女性は「ダイエット」や「健康・美容にいい」という理由で、同じ食べ物を食べ続ける習慣が多いからだという。

 

具体例として、バナナダイエットによるバナナアレルギー、以下の食生活による大豆アレルギーがある。

<大豆アレルギー発症者の食生活>

  • 1日3食「味噌汁」と「納豆」を必ず用意
  • 毎朝、「調整豆乳」をコップ2杯
  • 好物は「きな粉トースト」
  • 酒のつまみは「冷奴」

 

アレルギーは遺伝するのか

結論から言うと、アレルギー体質は遺伝する。

 

「体質」という言葉を使ったが、今までの言葉を使用すると、「アレルギー因子は遺伝する」。

つまり、後天的アレルギーが発症したからといって、子供がアレルギーになりやすくなるわけではなく、「アレルギー因子を持っているか否か」が重要だということになる。

 

アレルギー因子の遺伝は、片親のみで30%、両親で50%と言われている。また、アレルギーの種類によって遺伝子やすさが違うという話もある。

 

当然ながら、アレルギー因子のみの話をしているので、子供がアレルギー症状を発症するかは別問題で、大人と同様に環境や食事に起因する。

 

乳幼児のアレルギー

乳幼児はアレルギー症状が出やすいと言われている。免疫機能が不完全であることなどがその理由である。

 

特に注意が必要なのは、妊娠中期から3歳程度になるまでという。

胎児は母親から栄養を分けているので、母親の偏った食生活はそのまま胎児へと影響する。また母乳を与えている期間も同様である。

 

離乳食や通常の食事に移行しても、3大アレルゲンである牛乳、卵、大豆のほか、魚類、甲殻類、小麦、果物類については1回の食事で1つにする、何かあっても病院に行けるように初めての食材は午前中に食べさせるなど、アレルギー対策は小児科医と相談して慎重に実行する必要がある。

 

※余談

小児アレルギーの症状としてアトピー性皮膚炎がある、前述のように傷口からの侵入がアレルギー症状につながることもある。「食べさせてない食べ物のアレルギー反応が出た」という場合には、アトピー性皮膚炎が原因であることを疑ったほうが良い。

 

結論

「食べ過ぎるとアレルギーになることもあるが、それが直接子供に影響することはない」

 

と断言したが、アレルギーについては未解明なところも多く、母体の食事の胎児への影響など、医師によって見解が異なることもある。また、未だにアレルギーについて新発見のニュースを目にする。

 

子供のことも大事だが、当人として好きなものを食べられなくなることを避けたかったら、大好物でも大量摂取を避けることは重要であると言える。

 

今回閲覧したページ 

1. 食べ過ぎとアレルギーについて

食物アレルギーは完治するのか【Doctors Me体験談】

えっ!?毎日食べているものでアレルギーに?遅延型フードアレルギー | Health一覧 | エイジングボーテ

意外に多い?イソフラボンアレルギー!【生活に役立つ記事まとめ】

 

2. アレルギーの遺伝について

アレルギーは遺伝する?!親がアレルギーだと子供もアレルギー? | 実践!子供のアレルギー対策研究室

妊娠とアレルギー 今から始めるアレルギー対策

 

3. 離乳食について

アレルギーに配慮した離乳食の進め方 | アレルギー | 子育ての味方!

アレルギーに注意!離乳食の進め方とアレルギーへの対処 | MARCH(マーチ)

離乳食とアレルギー|離乳食|ベネッセ子育てインフォ

 

4. その他アレルギーについて

意外と知らないアレルギーの秘密

美容に関係あり!後天性アレルギーになる理由 | 美しくなるスキンケア

食物アレルギーの意外な原因&ルート | スタイリスト 芹澤絵美