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ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

角偶の話

dd.hokkaido-np.co.jp

函館の博物館には、エゾシカの角でつくられた人形「角偶」が展示されている。ネット上では「かわいい」と話題になっている。

 

高さ5センチほどで、全身に無数の穴が空いている。手足の指まで精巧に作り込まれており、儀式などで使用したと推測される。

 

日本各地で見つかる、いわゆる「土偶」は主に女性の姿を模して作られている。しかし、この角偶からはそのような特徴は見られない。他の土偶にはみられない無数の孔は、一体どのような意図があったのだろう。

 

角から作られているということは、おそらく角偶の足側が角の先端、頭部は角の根元だろうと推測できる。

 

エゾシカは食用に捕らえられたのだろうか。そうであれば、角は本来の用途とは違った用途として再利用されていることになる。

ゴミの削減が叫ばれる現代と、意外なところで共通点が見えてくるかもしれない。