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悪人の脳は小さいことの話

jp.sputniknews.com

 

シカゴ大学の学者らが、悪人の脳は善人の脳に比べて小さいという研究結果を発表した。そう考えると、脳の大きさは生まれつきなので、悪人であることは責任が取れないという。

 

以前、似たようなことを大学の講義で聞いた。

『全ての素粒子の運動を理解する事が出来たとき、人間が次に起こす行動を予測できる。そうすると、人間の行動は物理学によって予測でき、その人間の責任は取れない。』

というものだ。

 

発想としてはなかなか面白いと感じる。

しかし、前回の記事ではないが、因果関係が気になるところだ。一体どの程度の『悪人』なのか、その時の悪人の生活環境はどうなのか(刑務所、執行猶予、釈放など)によって、脳の縮小は起こり得ると感じる。

 

ロンドンのタクシードライバーの脳に視点を当てた研究がある。ロンドンのタクシードライバーは、ほぼ全ての地図が頭に入っているという。脳の中で空間認識を司る部位は「海馬」という。そこで、研修中のドライバーを1年間追跡し、海馬の大きさを測定した。

そうすると、1年間で海馬の拡大が見られた。このことは、生活によって脳の大きさが変化することを示している。

 

このように考えると、今日のニュースは一概にそうとは言えないことになる。もし本当であれば、興味深いことこの上ないのだが。