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ある時、ある場所、あの人

日頃の出来事、ふとした考えを誰かに伝えるための便箋のようなもの

東日本大震災後5年の地殻変動の話

ニュース 天文・地球

scienceportal.jst.go.jp

 

震災時、東日本の広い範囲で東方向への地殻変動が観測された。最も変動の大きかった宮城県牡鹿半島周辺では、1mの沈降と5m東への水平移動を観測した。

 

震災から5年経った今でも地殻変動は続いている。一部の地域を除き沈降した地点は隆起に転じ、牡鹿半島では43cm、周辺でも10〜30cmの隆起が見られる。また東方向の地殻変動は継続しており、最大で1m、震源から比較的遠い銚子市でも50cmの変動があった。

 

この変動が続いているのは、地震によるプレート内ストレスの解放が未だに続いているという解釈でいいのだろうか。東方向という考え方からすると、震災時と同じ方向だから、正しいような気もする。

 

しかし、太平洋プレートの速度が1年あたり約10cmという。この数値だと5年で50センチメートルとなり、牡鹿半島の水平変動の値に近似する。ただ、太平洋プレートは「西向き」に押しているはずだから、これだと方角が合わない。

 

沈降が隆起に転じている点も論じる必要があるのだけど、現象が想像つかない。欲しいデータとしては、震災前5年の地殻変動データだ。プレートの圧縮が定常的に生じている場合と比較すれば、現状が定常か非定常か判別しやすいかと。

 

ただ、プレート周辺の現象は長いスパンでの出来事だから、5年程度の観測がどの程度信憑性があるかというところ。

 

震災前後の比較はこちら